・メタディスクリプションを書いた方が記事が読まれるって聞いたけど、どう対策したらいいかわからない。
・効果的な書き方やコツを教えて欲しい!
こんな悩みを解決します。
僕はブログ歴が約2年。初心者の頃は「メタディスクリプションってなに…」と全く対策していませんでした。
過去にブログが伸び悩んだ時期にメタディスクリプション対策したところ記事のクリック率(CTR)が跳ね上がりました。それまで半信半疑でしたが、この経験からこの対策は必須と言えます。
先日、メタディスクリプション対策方法の一部をツイートで紹介しました。
✅メタディスクリプションは重要です。
SEOには必要がないという人もいますが、メタの最大の効果はCTR(クリック率)が上がるということ。
・120文字以内
・興味をひく文章
・タイトルで狙えていないKWを入れるこれらを設定しておくことで他の記事より魅力的になりクリックされやすくなりますよ😌 pic.twitter.com/OrBIrhMOa6
— しかまる@副業ブログ月収30万円 (@shikamarurobo) May 5, 2020
メタディスクリプションは重要です。
SEOには必要がないという人もいますが、メタの最大の効果はCTR(クリック率)が上がるということ。
・120文字以内
・興味をひく文章
・タイトルで狙えていないKWを入れる
これらを設定しておくことで他の記事より魅力的になりクリックされやすくなりますよ
今回は「メタディスクリプションの効果的なコツと書き方」についてテンプレート付きで解説します。
ブログのクリック率を上げる「メタディスクリプション」とは
メタディスクリプションは「記事内容を50~120文字程度の文章で要約したもの」です。
スマホは約50文字、PCが約120文字程度が表示されます。
メタディスクリプションは検索順位には影響を与えないと言われています。
とはいえ、記事タイトルのすぐ下に「記事の内容」を表す文章なので読みたいと思わせる文章を書けば、クリックしてもらいやすくなります。
アクセスを増やしたいならメタディスクリプション対策は必ずやるべきですね。
ブログで効果的なメタディスクリプション書き方【テンプレート】
メタディスクリプションの書き方がわからない場合は、このテンプレを使って見てくださいね。
- 「悩み」→ ●●がわからなくて悩んでいませんか?
- 「記事内容」→ この記事では(解決方法①)(解決方法②)が解決できます。
- 「狙うべき読者」→ (悩み解決方法)を知りたい人は(狙うべき読者)は必見です!
120文字程度で書いていきます。
最初にキーワードから予測される「悩み」を提示します。
次に「解決方法」最後に「狙っている読者」に対して「アクションを起こしてもらう」ように誘導する。こんな感じで書くとクリックされやすくなります。
意識したことは「一目で記事の中に、どんな情報があるかを分かってもらう」ようにしたことです。まずは実際に変更したものを見ていきましょう。
たったこれだけの修正で前月比146%になりました。
具体的には、下記のポイントを入れるように意識しました。
- 問題提起
- 結論
- ブログ名
実際の記事に当てはめてみると、こんな感じです。
特に「解決方法や結論を明示すること」が大事です。
どの記事なら自分の悩みを解決できるかを伝えるのにメタディスクリプションは有効だと思います。
目安の文字数
・タイトル:30文字程度
・メタディスクリプション:80〜120文字程度
例えば商品レビュー記事だとこんな感じ。
メタディスクリプションの設定前は情報だけが前面化しているので、広告感が強くクリックする気持ちになりにくいです。
情報を絞り込むことで伝えたいことを明確にしました。これにより興味がある読者に反応が貰いやすくなりました。
ブログ名も入れておこう
ブログ名を入れることでこんなメリットがあります。
- ブログ名を覚えてもらえる
- 発信者を明示することで安心感を与えられる
- 権威性を証明できるようになる(将来的には)
ブログは指名検索が重要になってくると思っています。
例えば、
・ブログ・アフィリエイトのことなら…マナブさんの「manablog」
・ガジェットのことなら…マクリンさんの「マクリン」
などなど…
ブログ名で検索されると、SEOによるアクセスの変動を少なくすることができます。
認知されるまで簡単な事ではないですが、早めに対策はしておくべきですね。
【結論】メタディスクリプションはブログ記事のクリック率UPの効果あり!
結論は「メタディスクリプション」を修正すればクリック率は上がる!
10記事で検証してみました。結果は10記事中8記事がクリック率アップしました。
その中でも最も伸びた「記事は157%増」でした。
1ヶ月間は特に記事の中を触ってないので「メタディスクリプションの影響」か「偶然」どちらかだと思います。ここからはもう具体的に計測した数字を使ってご紹介したいと思います。
ブログでメタディスクリプション対策をした検証結果
メタディスクリプションの検証方法をご紹介します。
- 1ヶ月間のクリック率をサーチコンソールにて計測
- 10記事のみメタディスクリプションを設定
そして検証した結果はこちらです。
クリック率(前月比)
10記事中8記事のクリック率がアップしました。
記事によって効果が違うものの、メタディスクリプションを設定することでクリック率のアップが見込めるのが分かります。
またクリック率を週毎に比較した場合も出してみました。
クリック率(週単位)
設定後の数値の青色と赤色は、「CTR(11月)」より0.5%以上アップしたものに色を付けています。
週毎に見てみると減少傾向にあるものもいくつか見受けられます。
大きく下がり気味なのは、CFGの3記事です。
10記事中7記事は現状維持もしくはクリック率アップが見込めるとなると、メタディスクリプションを設定した方が良いのは明確ですね!
クリック率は上がっても、検索順位が上がる訳ではない
メタディスクリプションを設定してクリック率上がっても、順位が上がる訳ではありませんでした。
左が11月・右が12月の掲載順位になります。
サーチコンソール上の順位
順位が上がった | 2記事 |
順位が下がった | 7記事 |
順位は変わらず | 1記事 |
これはサーチコンソール上での順位となるので、実際の掲載順位でも比較。
掲載順位はMacのツール「Rank Guru」を使用しました。
実際の順位(Rank Guru使用)
順位が上がった | 2記事 |
順位が下がった | 2記事 |
順位は変わらず | 6記事 |
Hだけガクッと下がりましたが、さほど変わらずという感じでした。
クリック率が良くなっても、順位が上がるかどうかは別の話ということです。
ただし前向きに考えると、順位が低くても見てもらいやすくなるメリットがあるということです。
- 検索順位にあまり影響がない
- 順位が下がっても記事を見てもらいやすくなる
クリック数と表示回数との関連性
メタディスクリプション設定後のクリック数と表示回数はこちら。
クリック回数
表示回数
なるべく色んなパターンで検証したかったので、記事の種類や規模もバラバラにするようにしました。
記事の種類と規模
特に記事の種類や表示回数によって、メタディスクリプションの効果が大きく変わることはなさそうです。
そして最後に、クリック数・表示回数・クリック率を前月と比較した場合はこちら。
3つのデータの前月比
この比較から分かるのは下記の通りです。
- クリック数と表示回数が増えた記事は、クリック率も上がっている。
- クリック数と表示回数が減っていても、クリック率が上がることがある。
重要なのは2つ目の「クリック数と表示回数が減っていても、クリック率が上がることがある」ということ。
さらに「表示回数が著しく減っても、クリック数が激減しなければクリック率は上がる」ということも分かります。
つまりメタディスクリプションを設定しておけば、検索が減ってもクリックされる可能性は少しは上がる可能性があるということです。
【まとめ】メタディスクリプションはブログのクリック率を上げる
メタディスクリプションの効果を検証して分かったことは下記の3つです。
結論!
- クリック率が上がりやすい!
- 掲載順位が上がる訳ではない
- SEOに効果があるか正直なところ不明…
自分の記事を読んでもらえる確率が高くなるので、メタディスクリプションの設定をしていない人は対策しましょう。
数分もあれば文章と設定ができます。まだ実行していない方は面倒くさがらずにやっていきましょう!
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