アフィリエイターとブロガーの違いって何?両方のメリットやデメリットは?これからサイト運営を始めたいけど、どちらを選べばいいのか分からない…。
今回は、こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- アフィリエイターとブロガーの違いは「記事の目的」です
- アフィリエイターとブロガーの細かな違いを比較
- 初心者はアフィリエイターとブロガーのミックスがおすすめ
本記事の執筆
アフィリエイターとブロガーの決定的な違いは「記事の目的」です
まず、アフィリエイターとブロガーをそれぞれ一言で説明するならこんな感じです。
アフィリエイター:アフィリエイトでお金を稼いでいる人
ブロガー:アフィリエイトも含め、ブログでお金を稼いでいる人
上記からお分かりの通り、ぶっちゃけ両者にそこまで大きな違いはありません。
運営者がアフィリエイターなのかブロガーなのかよく分からないサイトは多いですし、どちらを名乗ろうとそれは運営者の自由です。
ただ、両者に決定的な違いがあるとすれば、それは「記事を書く目的(サイトの運営目的)」だと言えるでしょう。
アフィリエイターは「売る」ための記事を書く
アフィリエイターは基本的に、商品やサービスを”売る”ための記事しか書きません。
「売りたい商品を決める→商品を購入する読者の具体的な悩みを想定する→その悩みに合った記事を書いて商品を紹介する」といった流れですね。
なので、アフィリエイターのサイト運営目的はズバリ「収入を得ること」だと言えます。
ブロガーは「伝える」ための記事を書く
一方でブロガーは、自分の意見や思考、経験などといったことを”伝える”ための記事を書くのが一般的です。
アフィリエイターと同様、サイト運営で収益を得ることには変わりありませんが、ブロガーの場合は「好きな記事を書くいて、それに見合う商品を紹介する」といったイメージでしょう。
とはいえ、収入目的でサイトを運営するブロガーも多いので一概には言えないのが現状です。両者に大きな違いは無いと言ったのはそこですね。
アフィリエイターとブロガーの違いを徹底比較
次に、アフィリエイターとブロガーの違いについて、もっと深堀りしていきましょう。
- 収益化方法
- カテゴリ数
- 広告数
これらにどんな違いがあるのか、以下で詳しく解説します。
その①サイト収益化方法の違い
ブロガーもアフィリエイターもサイト運営によって収入を得ていますが、両者はその収益化方法に違いがあります。
最初に紹介した通り、アフィリエイターの収益化方法は「アフィリエイト」のみ。
A8.netやafbなどのASPから取得できる成果報酬型広告をサイトに貼り付け、その広告の商品が売れたときに支払われる報酬によって収入を得ています。
一方でブロガーの収益化方法はアフィリエイトに限りません。
オリジナル商品を販売したり、自分が運営している他のサービス(YouTubeや有料サロン等)へ誘導したり、本業に繋げたりといったマルチな収益化方法を選べるでしょう。
その②カテゴリ数の違い
アフィリエイターは特定の商品を売るために記事を書いているので、必然的に1つのカテゴリに特化しているケースが多いです。
例えば、クレジットカードを売るならクレカ情報サイトやキャッシュレス情報サイト、脱毛サイトを紹介するなら脱毛サイト、サプリを売るならダイエット情報サイトなど。
売りたい商品に合わせてジャンル選定する方が、圧倒的に売りやすくなるのは言うまでもありません。対してブロガーが運営するサイトは、基本的に複数のカテゴリで成り立っていますね。
なぜなら、紹介したい商品に合わせた記事ではなく、運営者の興味関心・特技などと連動した記事が書かれているからです。これも、アフィリエイターとブロガーの違いだと言えるでしょう。
その③広告数の違い
アフィリエイターとブロガーは、導入する広告数にも違いがあります。
アフィリエイター:1カテゴリーまたは1種類の広告のみ導入する
ブロガー:幅広い種類の広告を導入する
アフィリエイターのサイトは、紹介する商品(広告)が厳選されており、全記事に同じリンク先の広告が挿入されているケースも珍しくありません。
ブロガーはアフィリエイターと違い、書きたい記事に合わせて広告を選ぶので、幅広いジャンルの広告を取り扱っていますね。
なので、必然的にアフィリエイターのサイトは広告枚数が非常に多く、ブロガーのサイトは広告が挿入されていない記事もたくさんあるでしょう。
なお、このような理由から、アフィリエイターのサイトは同じようなKWの記事が量産されており、ブロガーのサイトは複数のKWで1記事あたりの質を重視している傾向にあります。
アフィリエイターとブロガーどちらがベスト?
さて、アフィリエイターとブロガーの違いが分かったところで、次は「じゃあ結局どちらが良いの?」というお話です。
両者のメリットやデメリットから順番に確認していきましょう。
アフィリエイターは収益性が高いけどリスクがある
これまでお話してきたように、アフィリエイターは基本的に商品を売るためだけを考えてサイトを運営しているので、収益性の高さは断トツです。
中には月に1,000万円以上、下手すれば億単位の売上を出す強者もいるほど。
ただし、アフィリエイターとして成功するには、売れるサイトの構築をはじめ、セールスライティングの技術やSEOの知識などが必要不可欠であり、難易度は高めです。
さらに、Googleのアルゴリズムの変動や取り扱い広告の終了により、ある日突然収益が激減してしまうというリスクもあるんですね。
サイトの特性から固定ファンの獲得は難しいですし、1サイトで長期間安定収入を得るのは簡単ではありません。
一般的にアフィリエイターは、有名人にでもならない限り、短期間でガツンと稼ぎ、ダメになったらまた新しいサイトを開設する、、、といった感じです。
ブロガーはマネタイズが低いけど将来性がある
ブロガーでアフィリエイターほどの収益を得るのはなかなか難しく、素人の場合は月に数十万円の収益が出れば万歳という世界だと思うのですが、長い目で考えれば有利でしょう。
そもそもブログの売りは商品ではなく「自分」なので、ファン(固定客)がつく可能性があり、SNSからも流入が見込めます。つまり、Google先生だけに左右される確率は戦略次第でいくらでも下げられるんですね。
ブログが人気になれば、有料noteの販売や有料サロンの運営、メディア出演、YouTuberなど、新たな道が開けるかもしれません。
ブログ自体からは高収入を得られないとしても、ブログを通じて仲間ができたり、ブログ運営でスキルを身に付けられたり、確実に自分の資産となるでしょう。
アフィリエイターでもできなくはないですが、やはりその点はブロガーの方が強いですね。
ブロガー×アフィリエイターがおすすめ
ここでズバッと結論を述べさせていただきますが、、、
これから初心者がサイト運営を始めるなら、ブロガーとアフィリエイターの要素を掛け合わせていくのがおすすめです。
具体的には、ブログの中にアフィリエイト記事を作成して、収益性を高めつつリスクを軽減するイメージですね。
ファンを獲得できるような個性あふれる記事を書きながら、収益目的の記事も書き、SNSやnoteなども活用していく、、、これができれば最強でしょう。
何度も言っているように、アフィリエイターとブロガーにそこまで大きな違いはありませんが、要はバランスが大切なのです。
まとめ:ブログを開設してアフィリエイトも始めよう!
では、本記事をまとめます。
- ブロガーとアフィリエイターは記事の目的に違いがある
★アフィリエイター:売るための記事
★ブロガー:伝えるための記事 - ブロガーとアフィリエイターの細かな違い3つ
①収益化方法 ②カテゴリ数 ③広告数 - ブロガーとアフィリエイターはミックスがおすすめ
以上、今回はブロガーとアフィリエイターの違いについて紹介しました。
これからサイト運営を始めるなら、ブログ中心でアフィリエイトの要素を取り入れ、両者の良いとこ取りをしていくのがおすすめです。
個人ブログならではのライティング・SNSとの連動などを取り入れて、アフィリエイトだけに頼らない運営を意識していきましょう。
とはいえ、ブロガー・アフィリエイターどちらの道を選択するにしても、webサイトを立ち上げないと何も始まりません。
まずはWordPressでブログを立ち上げるところからスタートしましょう。本気なら迷っている時間がもったいないです。記事から簡単に60分でブログ人生をスタートさせましょう。
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