ブログを始めてある程度記事を書いたけどアクセスが全く伸びない…。原因や対処法を知りたい…。
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログのアクセス数が伸びない10の原因と対処法
- ブログのアクセス数が伸びないならサイト構造の見直しが必須
この記事を書く僕はブログ歴3年、収益は50万円を超えています。
本記事の執筆者
アクセス数は開設してすぐに伸びるものではありませんが、一定期間頑張っているのに伸びないのであれば、必ずどこかに問題があります。
ブログはアクセス数がない限り稼げないので、少しでも早く増やしたいですよね…。
そこで今回は、ブログのアクセス数が伸びない10の原因と対処法や、サイト構造の見直しポイントを紹介していきます!
ブログのアクセス数が伸びない原因と対処法
ブログでアクセスが伸びない原因は、大抵が以下いずれかのパターンに当てはまっています。
- 検索ボリュームが小さすぎる
- 競合(ライバル)が強い
- 日記を書いている
- 読者へ価値提供ができてない
- 記事を書いて3ヶ月未満
- リード文(導入文)が不適切
- アイキャッチ画像が不適切
- ブログ内の導線が複雑すぎる
- アドセンス広告の貼りすぎ
- サイト速度が遅い
対処法と合わせて詳しく解説していくので、該当しているものがないかチェックしてみてください。
アクセスが伸びない原因①検索ボリュームが小さすぎる
検索ボリュームが小さすぎるキーワードで書いた記事は、いくら上位表示させてもアクセスが伸びないでしょう。
例えば「Twitter 1000人 伸ばし方」という検索ボリュームが”ゼロ”のキーワードで記事を書いた場合。有益な内容で1位を獲得しても、検索されないのでアクセスは増えません。
なお、検索ボリュームが少ない記事のアクセス数を伸ばしたいのであれば、内容を大きく変更しなくても狙うワードを見直してリライトすればOKです。
上記の例の場合なら、「Twitter フォロワー 増やす方法(ボリューム1300)」に変更するイメージですね。
上位表示されているのにアクセスが伸びない記事があるのであれば、ウーバーサジェストなどのツールを使い、検索ボリュームを確かめてみましょう。
正しいキーワード選定方法はこちら
アクセスが伸びない原因②競合(ライバル)が強い
ブログ初心者が強すぎる競合に挑んでも、長期間アクセス数が0という可能性も大いにあります。
強すぎる競合とは、主に大手メディアや公式サイトのことですね。
例えば、「大阪 旅行」のキーワードで記事を書いても、上位10位ぐらいまで「楽天トラベル」や「JTB」「日本旅行」などの公式旅行検索サイトが並んでいます。
競合しか上位表示されないキーワードを選んでしまうと、どれだけ努力しても結果が出ず、悔しい思いをすることになってしまいまうでしょう。
まずは自分で戦えるフィールドを見つけ、その中で記事を書くことから始めてみてください!
アクセスが伸びない原因③日記を書いている
芸能人や有名ブロガーでもない限り、日記のようなブログには誰も興味を持ちません。
記事と日記の違い
- 記事:ユーザーに価値を伝える
- 日記:あなたの意見や経験のみを記したもの
無名のブロガーが体験談や思考のみをシェアしたところで価値を感じる読者は少ないですから、ブログは好きなことを書くのではなく、読者にとって役立つ内容を心がけましょう。
体験談をおりまぜて、共感を得ながら解決策へ導く方法ならOKです!
アクセスが伸びない原因④読者へ価値提供ができないジャンルを選んでいる
上記の「日記を書いている」とはまた別で、ジャンルによっては読者への価値提供が難しいものもあります。
例えば、趣味で株をしている人が金融に関するブログを書いている場合。専門家や本業が金融機関の人が書いているブログには、なかなか勝てないでしょう。つまり、権威性の問題ですね。
いくら良質な記事を書いたとしても、権威性が低ければ読者に価値提供できない場合があるのです。
ジャンル選びが間違っていないか再度確認してみましょう!
正しいジャンルの選び方はこちら
アクセスが伸びない原因⑤記事を書いて3ヶ月未満
基本的に、記事がインデックス(検索エンジンに表示)されるまでの3ヶ月程度はアクセス数が伸びません。そもそも、公開してから3ヶ月はGoogleがあなたの記事を認識できていないのです。
トレンド記事のバズやGoogle砲など例外はありますが、実際記事が読まれるまではある程度の時間がかかると覚えておいてください。
焦る必要は無し!3ヶ月後までに、さらに記事を積み上げておきましょう。
アクセスが伸びない原因⑥リード文(導入文)が不適切
リード文は「記事を読む価値」を判断する最初の場所であり、不適切だと読者だけでなく、Googleからも評価されません。
読者は大多数ある記事の中から、わざわざあなたのブログを選び、悩みの解決策を探しています。しかし、記事のトップで内容が悩み解決に適していない判断した場合はすぐに離脱し、別のサイトを探すでしょう。
すぐに離脱される記事はGoogleから悪い評価を受け、検索で上位表示されにくくなるため、アクセス数も増えません。
なお、リード文はある程度型を覚えてしまえば割と簡単に書けるようになります。
リード文の型
- 読者の問題喚起
- 記事を読んで分かること
- 情報の信頼性や根拠・実績
- 読者の明るい未来を提示
- 本文に進める後押し
リード文を適切にすれば最後まで読んでもらえるようになり、別の記事へ回遊される可能性もあるので、アクセス数は自然と伸びていくでしょう。
リード文の書き方はこちら
アクセスが伸びない原因⑦アイキャッチ画像が不適切
第一印象であるアイキャッチ画像も、アクセス数に影響します。
アイキャッチ画像とは、名前の通り「読者の目(eye)を引きつける(catch)」ための画像ですが、記事を読み始めてもらうための重要な役割を担います。
アイキャッチ画像のポイントとしては以下の通り。
- シンプルで内容を視覚的に伝える
- オリジナリティを高める
- 目を引く画像を意識する
アイキャッチ画像は記事のトップだけでなく、ブログの記事一覧ページやSNSでの拡散時など、様々なシーンで表示されるので超重要。
フリー素材をそのまま貼っているだけという方は、画像制作アプリなどを使って工夫を凝らしてみましょう!
アクセスが伸びない原因⑧ブログ内の導線が複雑すぎる
ブログの導線が複雑でなかなか意図する記事に辿り着けない場合、読者はすぐに離脱し、アクセス数に影響します。
特に注意する点は以下の2つ。
- カテゴリー
- 内部リンク
これらが適切に使われていなければ、読者が目的とする記事を探しにくく、Googleもブログの内容を理解できません。
カテゴリーと内部リンクの活用法は後半で紹介します!
アクセスが伸びない原因⑨アドセンス広告の貼りすぎ
アドセンス広告の数が多い、もしくは表示が大きすぎる場合は、アクセス数低下の原因につながります。
というのも、読者からみたときに広告だらけのサイトは読みにくいうえ、信用も無くしやすいからですね。
また、Googleも以下の2つの条件が揃わない場合は広告を制限すると提示しています。
- コンテンツよりも多くならないこと
- 記事が価値のある情報提供をしていること
参照:広告掲載に関するポリシー
アドセンスで稼ぎたい気持ちは分かりますが、ブログのアクセス数を伸ばしたいのであれば、広告収益よりもあくまで記事を読んでもらうことが最優先です。
読者とGoogleから適切な評価を受けるためにも、アドセンスは貼り過ぎないようにしましょう!
アクセスが伸びない原因⑩サイトの速度が遅い
サイト速度が遅いと読者が離脱するだけでなく、Googleからも悪い評価を受け、アクセス数が激減します。
ページの読み込み時間を最適化します。表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、ウェブ全体の質を向上させます(特にインターネット接続速度が遅い場合)
google 品質に関するガイドライン
サイト速度の低下はユーザーの満足度を下げてしまい、それはGoogleにとっても望ましくない、ということですね。
まずはこちらのツールを使い、自身のサイト速度を計測してみましょう。
赤点ならば、すぐに改善が必要です!
なお、サイト速度が遅いほとんどの原因は、不適切な画像のサイズです。画像圧縮や、無駄な画像の削除でサイト速度の改善を目指しましょう!
ブログのアクセス数が伸びないならサイト構造の見直しが必須
上記の問題を解決してもアクセス数が伸びない場合は、サイト構造から見直す必要があります。
見直しポイント
- 内部リンクを増やす
- 「収益記事:集客記事=1:9」を意識する
- カテゴリーを最適化する
- まとめ記事を用意する
詳しく解説していきます。
見直しポイント①内部リンクを増やす
内部リンクで読者に関連のある記事を提示すれば、アクセスアップが見込めます。
内部リンクの貼り方で気をつけるのは以下の2点。
- 記事タイトルを表示させる
- 簡単な誘導文をつける
よく「詳しい記事はこちらです。」の「こちら」部分にURLを貼っているのを見かけますが、読者は大抵が飛ばし読みなので意味が通じないことがあり、内部リンクのクリック率が低下します。
記事タイトルを表示させるか、テーマのブログカードでの誘導がベストでしょう。
また、内部リンクは記事内で突然表示させてもクリックしてもらえません。
必ず読んで欲しい記事の場合は、読むメリットや内容の要約を簡単に記載した「誘導文」を入れてください。
見直しポイント②「収益記事:集客記事=1:9」を意識する
ブログのアクセスアップを狙うには、「収益記事:集客記事=1:9」の構造に作り替える必要があります。
- 収益記事:稼ぐことにのみに特化した記事
- 集客記事:狙ったキーワードで上位表示させ、集客するための記事
なぜなら、稼げるキーワードというのは強敵が集まりやすく、なかなか上位表示されないから。例えば「〇〇 ランキング」「〇〇 おすすめ」などの記事ですね。
ブログ初心者がいきなり稼げるキーワードで記事を書くのは危険なので、まずは、集客記事を量産し、「集客記事→内部リンク→収益記事」という流れでアクセス数と収益の増加を狙いましょう。
収益記事の書き方はこちら
見直しポイント③カテゴリーを最適化する
適切なカテゴリー分けをすれば、読者のブログ回遊率がアップし、アクセス数が伸びやすくなります。
カテゴリー分けで注意すべきなのは、以下の2つ。
- 1つの記事に複数カテゴリーを設定しない
- カテゴリーの数は最小限に
なお、複数のカテゴリーを設定しても、パンくずリスト(サイトを訪れたユーザーが今どこにいるかを視覚的に把握できる機能)に表示されるのは1つだけです。
複数のカテゴリーに当てはまる場合でも、1つに絞るのが理想ですね。
また、カテゴリーの数は増やせば増やすほど、読者が記事にたどり着くまでに時間がかかるので、できれば5個以内の最小限に抑えておきましょう!
見直しポイント④まとめ記事を用意する
まとめ記事を作れば、単品では狙えなかったKWを攻略できる可能性が高まり、アクセス数アップが見込めます。
まとめ記事のメリット
- 内部リンクの強化につながる
- 直帰率の低下につながる
- 滞在時間が伸びる
- コンテンツの質が向上する
- SEOに効果的
ある程度の記事数があるのであれば、まとめ記事を作り、ブログに新たな導線を作りましょう。
また、ノウハウや悩み解決系のまとめ記事であれば、長期にわたって価値を失わない「エバーグリーンコンテンツ」にもなります。
短期的にはトレンド記事のほうがアクセスは集まりやすいですが、長い目で考えるのであれば、エバーグリーンコンテンツのようなまとめ記事を作るのがベストでしょう。
まとめ記事の書き方
まとめ:アクセスが伸びない原因を解明してブログを成長させよう!
今回は、ブログのアクセス数が伸びない原因や対処法を紹介しました!
本記事の要約
- ブログのアクセス数が伸びない原因
1.検索ボリュームが小さすぎる
2.競合(ライバル)が強い
3.日記を書いている
4.読者へ価値提供ができてない
5.記事を書いて3ヶ月未満
6 .リード文(導入文)が不適切
7.アイキャッチ画像が不適切
8.ブログ内の導線が複雑すぎる
9.アドセンス広告の貼りすぎ
10.サイト速度が遅い - ブログのアクセス数が伸びないならサイト構造の見直しが必須
見直しポイント1.内部リンクを増やす
見直しポイント2.「収益記事:集客記事=1:9」を意識する
見直しポイント3.カテゴリーを最適化する
見直しポイント4.まとめ記事を用意する
どれも小さな問題に思えるかもですが、ひとつひとつ解決していけばアクセス数は徐々に伸びてくるはずです。
ブログは小さな努力が大きな成果を生み出すので、細かい部分まで徹底的に分析し、正しい運営を行っていきましょう!
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