ロングテールキーワードって何…?どうやって探すの…?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ロングテールキーワードとは?
- ロングテールキーワードのメリット&デメリット
- ロングテールキーワードの探し方
- ロングテールキーワード探しに役立つ無料ツール
この記事を書く僕は、ブログ歴3年。収益は50万円を超えています。
本記事の執筆者
ブログ運営について調べていると「ロングテールキーワード」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。
結論から言って、ロングテールキーワードはブログを育てるうえで攻略が欠かせません。うまく活用すれば、企業や大手メディアが強いジャンルでも戦っていける重要なキーワードですからね。
そこで今回は、ロングテールキーワードの基礎知識や探し方について、徹底解説していきます!
ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、複数語の組み合わせにより検索されるキーワードを指します。
例えば、「ブログ テーマ おすすめ」や「筋トレ サプリ 効果」などといったキーワードですね。基本的には3語以上の単語で構成され、検索ボリュームが少ない(1,000以下)ことがほとんどです。
なお、ロングテールの他にも「ビック」「ミドル」と呼ばれる2種類のキーワードが存在しますが、それぞれの特徴は以下の通り。
ビックキーワードの特徴
- 一語のキーワード(例:ブログ、ダイエットなど)
- 検索ボリューム:主に1万〜
ミドルキーワードの特徴
- 二語のキーワード(例:ブログ おすすめ)
- 検索ボリューム:主に1,000〜1万
ビックキーワードやミドルキーワードは、検索順位で1位を獲得したときにロングテールに比べ多くの流入が見込めますが、難易度はお高めです。
ブログ運営を成功させるなら、キーワードの種類はしっかり理解しておきましょう!
ロングテールキーワードで記事を書くメリット
ロングテールキーワードのメリットは以下の3つです。
- 競合が少ない
- 検索意図に合わせた記事を作りやすい
- CV率が高くなりやすい
詳しく説明します。
メリット①競合が少ない
ロングテールキーワードは同じキーワードを狙う競合が少ないメリットがあります。
というのも、3語以上の組み合わせなので誰かと重複しにくいうえ、「検索ボリュームが低い=集客力が弱い」ことからそもそも狙う人が少ないからですね。
つまり、確実に検索上位を狙いたい・企業サイトが多いジャンルで戦いたいといったときは、ロングテールキーワードの使いこなしが必要不可欠。
個人ブロガーにとって、ロングテールキーワードは狙い目だと言えますね!
メリット②検索意図に合わせた記事を作りやすい
ロングテールキーワードは、複数単語が組み合わさっているので、ビックやミドルに比べ読者の検索意図やニーズを明確に読み取れます。
例えば、「筋トレ」というビッグキーワードだけでは、マッチョになりたいのか、ダイエット目的なのか、どの部位を鍛えたいのかといった読者の検索意図が曖昧でつかみにくいですよね。
しかし、「筋トレ ダイエット 脚」というロングテールキーワードなら、「脚痩せするために筋トレを始めたい、脚痩せの方法を知りたい」という読者のニーズが明確に把握できるでしょう。
検索意図やニーズが明確になれば、読者に刺さる質の高い記事執筆につながります!
メリット③CV率が高くなりやすい
ロングテールキーワードで書いた記事は、CV率が高くなりやすい傾向にあります。
というのも、ロングテールキーワードは読者のニーズを把握しやすい分、読者の行動も促しやすいからですね。記事の質が高ければ高いほど、CV率は高まります。
さらに、キーワードによっては購買意欲の高い人だけを集められるでしょう。
例えば、「ユニクロ レディース ダウン 口コミ」で検索する読者は、「ユニクロのレディース用ダウンが気になるけど、先に口コミを知りたい」といったように、最初から購入の意思があると考えられますよね。
稼ぎやすいロングテールキーワードも多く存在するので要チェック!
ロングテールキーワードで記事を書くデメリット
次に、ロングテールキーワードのデメリットは以下の3つです。
- 爆発的な集客は見込めない
- 流入がほとんど無い場合もある
- 似たような内容の記事を量産しがち
詳しくチェックしていきましょう。
デメリット①爆発的な集客は見込めない
ロングテールキーワードは、検索回数が少ないため上位表示されても爆発的な検索流入は見込めません。
例えば、検索ボリュームが10〜100程度のロングテールキーワードなら、1位を獲得しても1日のアクセス数が1桁台だということも珍しくないですね。
ロングテールキーワードの記事1本だけでブログの収益を確立させるのは難しいので、稼ぎたいのであればビックやミドルも取り入れつつ、量産していく必要があるでしょう。
デメリット②流入がほとんど無い場合もある
キーワードによっては、そもそも検索するユーザーが存在しないケースもあります。
検索するユーザーがいなければ、当然流入はゼロ。読者に需要がないキーワードで上位表示をしても、無意味だということですね。
ロングテールキーワードだからといって何でも責めるのではなく、正しいキーワード選定をして流入を見込める記事を書いていきましょう。
デメリット③似たような内容の記事を量産しがち
類似したロングテールキーワードばかりを狙っていると、同じような内容の記事が増えてしまう可能性があります。
例えば、「筋トレ 脚痩せ 方法」と「筋トレ 脚痩せ 手順」の2つは異なるキーワードですが、記事の内容はほとんど同じになると考えられますよね。
類似するロングテールキーワードばかり量産すれば、同じ内容の記事で溢れるブログになりかねないので、注意しておきましょう。
ロングテールキーワードの探し方
ロングテールキーワードの必要性を理解したら、以下の手順で実際に探してみましょう。
ロングテールキーワードを使った記事の書き方
- ブログで狙いたいビックキーワードを決める
- メインキーワードを検索
- キーワードプランナーでロングテールキーワードを探す
順番に解説していきます。
手順①ブログで狙いたいビックキーワードを決める
まずはブログのジャンルに合う「ビックキーワード」を一つ決めましょう。
例えば、アフィリエイトを始めてみたい方へのブログを作るならビッグキーワードは「アフィリエイト」ですね。
ロングテールキーワードがキーワード選定の軸になります!
手順②ミドルキーワードを探す
次に、 ラッコキーワードでビックキーワードを検索して、ミドルキーワードを探します。
検索すると、以下のようにたくさんのキーワードが出てくるはず。
表示されたキーワードから、自分が一番狙いたいミドルキーワードを選びましょう。
今回は「アフィリエイト 始め方」にしてみます。
手順③キーワードプランナーでロングテールキーワードを探す
ミドルキーワードが決まれば、次はGoogleキーワードプランナーでロングテールキーワードを探しましょう。
キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」で、先程の「アフィリエイト 始め方」を入力します。
すると、以下のようにたくさんのロングテールキーワードが出てきます。
月間の検索ボリュームや競合性を参考に、あなたが書けそうなロングテールキーワードを探してみましょう。
キーワードが決まったら、あとは読者の検索意図やニーズを読み取り、必要な情報を盛り込んだ記事を書けばOKです!
ロングテールキーワード探しに役立つ無料ツール
最後に、ロングテールキーワードを探せる便利ツール5つについて、さくっと紹介しておきます。
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード
- Googleトレンド
- Uber suggest(ウーバーサジェスト)
- Googleサジェスト機能
自分に合うツールを選んでみましょう!
ツール①Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、キーワードの検索ボリュームや競合性を確認できるツールです。
Google広告への登録が必須ですが、競合サイトから関連性の高いキーワードも調べられるので、自分では思いつかなかったお宝ワード探しにも役立つでしょう。
Googleが持つ膨大なデータを利用しているため、信用力は高いですね!
ツール②ラッコキーワード
先ほどの例でも使用した ラッコキーワードは、関連キーワードを調べるツールです。
キーワードで検索すれば、あいうえお順に関連キーワードの一覧が表示されるので、ミドルキーワードやロングテールキーワードを探すのも簡単。
1日に20回までの回数制限が設けられていますが、「ラッコID」に無料登録すれば無制限で利用可能です!
ツール③Googleトレンド
Googleトレンドは、特定の期間内にどのキーワードが数多く検索されているのか、推移をチェックできるツールです。
ロングテールキーワードもたくさん混じっていますから、定期的にチェックしておくと◎。
「トレンド」というだけあって、季節による需要の変化をチェックすることができるので、ジャンルによってはかなり使えそうですね。
ツール④ウーバーサジェスト
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、検索キーワードのボリュームや広告掲載したときの平均クリック単価(CPC)を把握できるツールです。
1日3回と上限が設けられているのがネックですが、関連キーワードも簡単にダウンロードできる人気ツール。
メインで狙いたいビックキーワードやミドルキーワードから、ロングテールキーワード及びその検索ボリュームを一気に検索できるので、さくっと調べたいときにおすすめですね。
ツール⑤Googleサジェスト機能
Googleサジェストは、検索窓にキーワードを入力すれば頻繁に検索されている複合キーワードを把握できる機能。
例えば、「ダイエット」と入力すれば以下のように関連するキーワードが出てきます。
登録不要で制限もなく、いつでも気軽にキーワード検索できるのが魅力。
サジェスト表示される複合キーワードは、読者が検索している回数の多いものなので、押さえておくべきでしょう。
ラッコキーワードやGoogleキーワードプランナーで数が多すぎて迷ってしまう方は、Googleサジェスト機能に出てくるものから責めていくといいですね。
まとめ:ロングテールキーワードを攻略して確実にブログを育てよう!
今回は、ロングテールキーワードの基礎知識や探し方を紹介しました。
本記事の要約
- ロングテールキーワードの特徴
★基本的に3語以上で構成されるキーワード
★検索ボリュームが少ない(1,000以下) - ロングテールキーワードのメリット
1.競合が少ない
2.検索意図に合わせた記事を作りやすい
3.CV率が高くなりやすい - ロングテールキーワードのデメリット
1.爆発的な集客は見込めない
2.流入がほとんど無い場合もある
3.似たような内容の記事を量産しがち - ロングテールキーワードの探し方
1.ブログで狙いたいビックキーワードを決める
2.メインキーワードを検索
3.キーワードプランナーでロングテールキーワードを探す - キーワード探しに役立つツール
1.Googleキーワードプランナー
2. ラッコキーワード
3.Googleトレンド
4.Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
5.Googleサジェスト機能
個人の初心者ブロガーが効率良くブログを伸ばすなら、ロングテールキーワードの攻略が鍵となります。
メリット・デメリットともに理解して、正しい選定のもとうまく活用していきましょう!
なお、ブログを始めたての頃は、ロングテールキーワードを最低でも50記事書くのがおすすめです。
まずはロングテールキーワードで記事をたくさん書き、稼げるブログの土台作りからはじめてみてくださいね!
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